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2016年 07月 18日
勢いで転職を決め、
(正確に言うと考えていたけどきっかけがなかった) 転職コンサルに会いに行った翌週。 高本氏から電話と、メールがあった。 湯船に浸かってくつろいでいた私は、湯船から出て、彼の携帯に電話をかけた。 「ある社長が英語を使えて、チーズ、乳製品の品質管理に興味がある人を探していて、紹介しといたから、面接に行ってくれる?」 いきなりそんなことを言われてびっくりしたし、(レストラン経営に向いていると言われたけど、最初の私の希望を考慮してくれたよう) あの時の勢いも薄らいでいたけど、ちょっとためらい、試しにと思って快諾。 職場では、動揺を隠せずミスを連発するし、 面接に向けて、言い慣れない言葉を練習する。 チーズについても全く素人だけど、興味があることを言葉に出してみる。 ある日、心を許している人に今度面接することを打ち明けてみた。 そしたら、その人は名前を伏せて、 私を雇ってくれた部長にそんな話をバラしてしまった。 (名前を伏せても協力隊の経験がある子がというフレーズでバレてしまったらしい) 面接まであと2日、バラしてしまったことをその人から伝えられ、 その日にたまたまいつもは本社にいる部長がうちの職場を訪ねてきた。 なんとなく勢いが薄れていたので、 この会社の将来性と、ここに残る意義を見出したかったので、 部長の顔を見たその日、名刺に書いてあった電話に勇気を振り絞って電話した。 部長には、「面接に行くな、いい条件で異動させてやる、君には期待している。」 その話は、近くの老人介護施設で、所長として正社員で雇っている条件だった。 管理職?! いやー、でも、大変になるのは明白だった。 おやー、でも、年収はあがるのか。 そんな言葉動揺をし、 やっぱ面接は断ろうと思っていた矢先、 今度は高本氏から電話がかかってくる。 私はそんなことを言われたことを伝えて、面接を断ろうかと漂わせてみると、 高本氏も少し怒ったのか、「あなたも結構白状な人ですね」 などと言われる。 でも、高本氏のメンツもあったのか、面接には行けと言われ、 とりあえず、行って砕けてこようと覚悟した。 私に期待して雇ってくれた部長、 つい先週知り合ったコンサルの代表のメンツ。 どっちも私の意思とは違った形で物事が動き始めた。 二日後の面接の日、 久しぶりに来たスーツ。 新しく新調する気もなく、でも少しの緊張感を持って、まずはコンサルに行って、 1時間ほど練習したあと、本番へという形。 なんとこの日、私は財布を忘れて、suicaの残金だけで異動しようとしていた。 恥ずかしながら、高本氏にお金を借り、 少し余裕のある形で高円寺へと向かう。 面接は、15時から。 高円寺駅から歩いて3分、従業員3人しかいない会社。 ガード近くの小さいビルにある事務所のベルを鳴らし、社長を訪ね、面接は始まった。 面接では、 やはりこの短期間の転職についても聞かれたけど、 ほぼ想定していた内容で、英語の文書の和訳も自分のできる範囲で完成させた。 ま、どうせ無理だろうな。 でも、リラックスして話せたので、よかった。 これで無理でも、年収が上がる道もあるし。 1週間後、 家で料理をしていた夕方。 高本氏から電話が来る。 「内定したよ。おめでとう」 信じられない。 思えば、25歳くらいのとき、 英語と栄養士を両方活かして仕事したいと思ってた。 それが今実現しようとしている。 私は大事なときにいつも凡ミスをして、ヒヤヒヤするのだ。 財布を忘れて出かけたのは、いいことの前触れだったのかもしれない。 早速、部長に電話する。 「やっぱりな、だから面接に行くなといったのに。絶対受かっちゃうと思ったよ。」 ちょっと待ってよ、 条件見直してくるからね。 必死に部長が私を引き止める。 これほど求められることも珍しいこと。 これから、何が起こるのか。 説得されて嫌がらせされるのか、 まずは上司に話さなければ。 内定が決まった喜びと同時に、やらなければならないことも整理する。 その時、6/19。 次の仕事が始まる8月まであと、1ヶ月半。 続く。 まさえ
by suzukifronte976
| 2016-07-18 19:36
| 仕事
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