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2017年 08月 12日
つい一ヶ月前に知りあったイタリア人のシモンくん、
彼は日本初心者なので、 最近暇な私はお出かけするといえばついて行き、 少しガイドのお手伝いをする。 彼はJAXAでインターンをしているポスドク。 宇宙の研究をしているらしい。 今回、彼の友達の、アシャさんと一緒に日光へ。 彼女はポーランド大使館に二週間インターン。 帰ったらフランスの大学院に政治科学という聞いたこともない学部へ9月から行くというエリート。 そんな2人を連れて?いや、おばさんがも日光にいってみたかったのさ。 で、日光へ行く手段。 浅草から出ている電車、安くて1900円、速いので3000円くらい(片道) 新宿から出ている電車、これも3回くらい乗り換えて格安だけど時間はかかる。 色々あるが、シモンくんは浅草発の 往復電車+日光でちょっとの区間使えるバス込みチケット2670円を見つけてくれた。 このチケット英語での案内しかなく、日本人だけでは使えないが外国人と一緒なら使ってもいいというレアなチケット。 (ただし特急に乗るには1080円プラス) この旅では外国人と一緒に旅をする面白さを結構味わう。 私たちは7:30初、9:20東武日光駅へと。 電車での道中は できる限り日本語で喋りたいという希望のアシャと女子トーク。 政治をこれから勉強をする彼女の興味は、男女平等。 ポーランドでは、大きな選挙が最近あって、 野党が勝利し、 その中の政策として、 中絶が禁止になったとかいう内容だった。 今までは日本のように22週目までは出来るとかいう話だったのに。 それに、女性が不利な立場を変えたいようなのだ。 そんな真面目な話をしながら、同じシェアハウスに住む2人はよく出かけるらしく、 "彼は私の事が好きなんだと、" 寝ている彼を横にそんな女子トークもする。 いや、こないだまで、私と出かけてたけど、とは言わずに、 すぐに日本を離れるインターン2人の淡い思い出を壊したくなかった。 彼女には彼氏もいない、シモンくんも誰とも付き合っていない。 シェアハウス、一時的しかいない日本、話せる人もなかなか見つけにくい環境。 何か始まってもおかしくないね。笑 ま、こんな道中は楽しいわ。 んで、東武日光駅到着。まずは、日光東照宮。 ここにたどり着く前、実は地元の夏休み中だと思われる小学生からインタビュー をシモンくんが受ける。 ノー ワットイズユア フェイバリットフードインジャパン? ラーメン なかなか過去分詞とか使っていい質問するじゃないか。 ただし、質問アンド答えでキャッチボールというよりは、 答えをいかに得れるか。って感じの小学生の対応。 ま、そんなもんか。 すごいすごい。 私が小学生のときはこんなこと絶対できなかった、 と思うとインターナショナルな子たちだ。 最後に私に、何人だろうと、聞こえたのが笑えた。 たまにインド人のフリをする。 ポイントはおでこのホクロ♪ さて、続きは、見ざる、言わざる、聞かざる。 ちょっと悔しいけど、彼らもよく分からないまま見ているのがひしひしと伝わる。 ウロウロ ここでこの人たちとの金銭感覚を目の当たりにする。 私たち日光へ旅行。 ならばお金のことを気にせず遊びたい。(心の声) ただしこの若い学生たちはお金がないので、 朝、かかった特急代と、日光東照宮へ入る1300円で、 結構予算オーバーらしい。 これから食べるお昼も、安いとこというリクエスト。 観光地だからねー、観光地価格っすよ。 と思いつつ、オムライスを食べたことがないという彼らにたまたま見つけた 進化系オムライスを食すw。1000円 この後どうしようというけど、近くの湖に行くことに。 中禅寺湖へバスで行く。 バス代で片道930円。 行った先は霧で何も見えない。笑 でも、再びちょっと交通費に不満を持ち始める。 そして、アシャさんは、疲れてちょっと機嫌が悪い。 私が元気すぎるのか? 彼女は4時に起きたらしい。 私も5;30には起きた。シモンくんは時差のあるイタリアのコーディネーターと話してたので、3時間しか寝てないらしい。 こんな雑談をしながら進むも、どこへ行っても霧と、雨で帰宅を強いられる。 台風5号が近づいている。 この日は、栃木で局地的な雨だったという。 16:48 東武日光駅を出発。 帰りは特急を使わず4回乗り換えの電車で3時間もかけて帰る。 その間4人掛けの席を使い向かいに座ったシモンくんは、 積もり積もった交通費の不満に、 早速交通費の収支を計算し始める。 実はこの外国人お得チケットは色々種類があって、 4000円で、日光東照宮代 バス代込みのチケットがよかったんじゃないかと。 2670円より得したんじゃないかと。 いや、分かるけど、 小さい男やなあ、イタリア人のくせに(かなり国籍ディスってるけど)。笑 そんな変わらんしええやん。 私はガーナの思い出と、旅行に行っていい思い出と何事も問題なく帰れる事を、 幸せだと思うと、お金に変えられない思い出ができたからよかったと、 若干無理やり伝え、喪失感の多い彼らを少しなだめる。 いや、分かるけど1万も使ってないよ。 実際、電車にバスにも遅れる事なく、 迷う事もなく、ただ不運だったけど、(霧とかで) 調子が悪くなるわけではなく、喧嘩もなく終われてよかったんじゃないか。 とおばさんは思うのだ。 やっぱり小旅行は、ある程度年が近い方が金銭感覚は合うのかなあ。 ま、英語が存分喋れて私は満足満足。 東京の夏の思い出 1つ増えた。 まさえ
by suzukifronte976
| 2017-08-12 21:42
| 旅
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